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沖縄ブラジル協会
沖縄の誇り・空手

空手発祥の地・沖縄

オリンピック競技になる前、空手は沖縄の「手(ティー)」であった。軍を持たない琉球の島で、師から弟子へ家の中で伝えられた護身の技である。

三つの源流

首里手(しゅりて)

首里 — 士族・王の側近の手

軽快で速く、直線的な動き。現代の少林流、そして船越を通じて松濤館の基礎。

  • 松村宗棍、糸洲安恒、知花朝信
  • 型:ナイハンチ、パッサイ、クーサンクー
那覇手(なはて)

那覇 — 福州との交易の中で育つ

力強く円を描く動き、息吹による呼吸法。剛柔流の源。

  • 東恩納寛量、宮城長順
  • 型:三戦、制引戦、壱百零八
泊手(とまりて)

泊村 — 庶民の手

両者の混合。少林流・松林流の中に受け継がれた。

  • 松茂良興作、親泊興寛
  • 型:ワンシュウ、ローハイ、チントウ

沖縄空手 四大流派

剛柔流

「剛」と「柔」。宮城長順(1888–1953)創始。三戦を基本型とする。

上地流

上地完文が中国南部の半硬軟拳を伝える。鍛え(鍛錬)と小拳が特徴。

小林流

糸洲→知花の系統。高い立ち方、機動性、返し技。

松林流

長嶺将真(1907–1997)創始。空手史家でもあった。

琉球古武道 — 武具

棒(ぼう)

約六尺の棒。漁師や運搬の道具。型:佐久川の棍、周雲の棍。

釵(サイ)

二丁で扱う金属製の武具。相手の刃を受け、絡め取る。

ヌンチャク

紐で繋いだ二本の短棒。脱穀の農具が起源とされる。

トンファー・鎌・ティンベー・エーク

臼の取っ手、鎌、亀甲の盾、舟の櫂 — すべて生活の道具。

沖縄で学ぶ・訪ねる

沖縄空手会館(豊見城市)

県立の拠点施設。展示室、特別道場、海外向け研修も。

10月25日 空手の日

国際通りで世界最大規模の型演武が行われる。