歴史・文化
沖縄の旧暦行事:シーミー・旧盆など一年の主な伝統行事
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明治時代に日本の他地域が新暦へ移行した後も、沖縄では多くの家庭行事を旧暦で行ってきました。そのため旧盆などの日付は毎年変わります。ブラジルを含め、多くの沖縄系家庭では今も新暦と旧暦の両方が載ったカレンダーを使っています。
旧正月(ソーグヮチ):沖縄の一部地域、特に離島や漁村では旧暦の正月を祝います。だいたい1月末から2月頃です。仏壇を掃除し、ごちそうを供え、年長の親戚を訪ねます。
シーミー(清明祭):4月の清明の時期に行う墓参りです。悲しい雰囲気を想像しがちですが、実際は大きなピクニックのような行事です。親族が墓前に集まり、重箱を祖先に供えたあと、みんなでいただきます。一族の再会の日でもあります。
旧盆:一年で最も大切な行事で、旧暦7月13日から15日までの3日間です(新暦では8月から9月初め頃)。初日のウンケーで祖先の霊を迎え、2日目のナカビには親戚の家を回り、最終日のウークイで祈りと供え物とともに祖先を送り出し、ウチカビ(紙銭)を燃やします。
エイサー:旧盆の期間、青年会が太鼓と三線に合わせて地域を練り歩きます。エイサーはもともと家々を訪れる祖先の霊を送り迎えし、慰めるための踊りでした。今では世界中に広まり、ブラジルの祭りでも披露されています。
トーカチとカジマヤー:旧暦は長寿のお祝いにも使われます。トーカチは88歳、カジマヤーは97歳のお祝いです。カジマヤーでは主役が風車(かじまやー)を持って地域をパレードします。童心に返る象徴で、地域全体のお祝いです。
ヒヌカンと1日・15日:多くの家庭では旧暦の毎月1日と15日に、台所の火の神「ヒヌカン」に手を合わせます。家を守り、家族の願いを天に届けてくれる神様です。線香・水・塩を供える簡素な習慣で、ブラジルのウチナーンチュ家庭でも続けられています。
この暦を守ることは、祖先を敬い世代をつなぐことでもあります。当サイトでは御願(うがん)やヒヌカン、年忌の計算に関するページ、協会の行事予定もご案内しています。
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