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歴史・文化

三線:沖縄音楽の魂、三本弦の楽器の歴史

ポルトガル語・日本語で公開

三線:沖縄音楽の魂、三本弦の楽器の歴史
テーマのイメージ画像です。本文で述べる出来事の記録写真ではありません。

三線は、蛇皮を張った胴と黒い木の長い棹を持つ三本弦の楽器です。14〜15世紀頃、琉球王国と中国の交易が盛んだった時代に、中国の三弦をもとに伝わりました。のちに日本本土へ渡り、三味線の起源となりました。

琉球王国の宮廷では、三線は公式の儀式や冊封使の歓待で演奏されました。やがて宮廷を出て庶民の家にも広がります。沖縄では「お金がなくても、床の間には三線がある」と言われたほどです。

伝統的な楽譜は西洋の五線譜ではなく、「工工四(くんくんしー)」という漢字を縦に並べた記譜法で書かれます。各文字が弦と指の位置を表し、工工四を読むことは奏者の基本です。

最も大切にされるのは棹です。最高級品は黒檀(くるち)で作られ、密度の高い木材が澄んだ音を生みます。皮は伝統的にニシキヘビですが、現在は気候に強く海外への持ち運びにも便利な人工皮の三線もあります。

第二次世界大戦後、ほとんどすべてが失われた中で、缶詰の空き缶と軍用ベッドの木材で作った「カンカラ三線」が生まれました。最もつらい時期にも文化を守り続けた沖縄の人々の強さの象徴です。

ブラジルへ渡った移民たちも荷物の中に三線を入れて海を越えました。植民地の集まりで奏でられる歌は故郷を思い出させ、望郷の思いを支えてくれました。現在ではブラジル各地に三線のグループや古典・民謡の教室があります。

3月4日は「三線の日」です。県内各地で一斉に演奏が行われ、ラジオでも中継されます。「さん(3)・しん(4)」の語呂合わせです。

始めたい方は、伝統的な流派の先生について「てぃんさぐぬ花」のような簡単な曲から学ぶのがおすすめです。沖縄ブラジル協会では音楽や芸能の行事予定もご案内しています。

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